
こんにちは、まつです。(@matsu_blog )
今回は「稼いでいる個人投資家が実践している手法の傾向【資金管理が重要】」というテーマで書きます。
個人投資家は、それぞれ自分のスタイルやルールにこだわりがあります。
勝っている人は投資においてどのような事を実践しているのか、傾向を調べたのでご覧ください。
目次
稼いでいる個人投資家が実践している事
保有資産の種類は断トツ日本株
勝っている人の保有資産は 「日本株」が 80%以上で断トツ多いです。
次が米国株などの「先進国株」が続き、「国内不動産投資信託(REIT)」となっています。
勝てない人も「日本株」の保有が同じく1位だが、次に「外国為替証拠金(FX)」が続いています。
銘柄選びで重視する項目
勝っている人の銘柄選びの基準は、「配当利回り」「成長性」「割安」の3項目が上位を占めているいます。
勝てない人も上位3項目は同じだが、「チャート、テクニカル」「ネットで話題」が重視されているので、これは要注意です。
銘柄の保有期間は中長期投資が有利
勝っている人で平均保有期間が6ヶ月以上の人が68%で、中長期投資が有利な傾向です。 勝てない人の平均保有期間が6ヶ月以上の人は58%で10%も低いです。
保有期間が1か月以内の人の割合が、勝っている人より約2倍多いので、勝てない人は短期トレードの傾向があります。
稼いでいる投資家がやっていること
当たり前のことだが、勝っている人は投資の勉強に費やしている時間が多い。
勝てない人は投資の勉強をほとんどしていないのが52%を占めています。
勝っている人は保有銘柄数が多い傾向があり、多くの銘柄を知ることで資産を分散し勝ちにつなげています。
勝っている人の割合が多い有利な投資スタイル
- 高配当、株主優待狙いのコツコツ日本株投資
- 大型優良株中心で安定志向の日本株投資
- 新興・中小型株中心で大化け狙いの日本株投資
- 上場投資信託(ETF)やインデックス型投信で国際分散投資
- 国内の割安株の修正をじっくり待つバリュー投資
勝っている人の割合が少ない不利な投資スタイル
- 話題のテーマを追う日本株投資
- 超短期の急騰で稼ぐスキャルピング投資
- 新興国の成長に期待する新興国投資
- スイングなど中長期差金狙いのFX投資
- デイトレなど短期差金狙いのFX投資
勝てる個人投資家は資金管理ができている

株式投資においての資金管理とは
- 自分が投資するための総資金
- 株を購入するための代金
- 株の売買で得る利益
- 株の売買で失った損失
資金管理は、上記4つの項目をトータルで考えて管理していくことです。
資金管理がどうして重要なのか
相場の状況に応じてポジションを増減させることは、利益を拡大させるためには必要なことです。相場の環境が良くて多くの銘柄が上昇トレンドのときは、積極的にポジションを増やし利益を伸ばします。
逆に相場が悪く多くの銘柄が下降トレンドのときは、ポジションを減らしリスクを負わないのが得策です。
このように株式投資は攻めるときと守るときがあり、あらゆる局面で臨機応変に対応していくことが重要です。そうすることで、勝てる個人投資家は安定して利益を出していきます。
これが資金管理です。
信用取引の場合は特に資金管理が大切
例えば自己資金が100万円ある場合、現物取引で100%のポジションを持って株価が30%減額すると
現物株 100万円 ― 損失 30万円 = 残り資金 70万円
信用取引は資金の約3倍まで取引ができるので、同じように自己資金100万円で信用取引で100%のポジションを持って株価が30%減額すると
信用株 300万円 ― 損失 90万円 = 自己資金 100万円 ― 損失 90万円 = 残り資金 10万円
このように信用取引は常に危険と隣り合わせです。最悪の場合、投資資金全てを失い、さらに借金を抱えてしまうことも考えられます。
信用取引をする個人投資家は、資金管理を徹底して行なうことが重要です。
最後に

株式投資は、どんなに勝っている投資家でも10割の勝率は絶対ありません。
2割や3割の取引は必ず負けます。その中で利益額を増やし損失額を減らし、トータルの損益を考えることが資金管理であります。
投資で絶対正解だという答えはないので、このやり方をまねたからと言って確実に勝てるとは限りません。
ぜひ勝っている投資家を参考にして、資金管理を徹底することで、投資家として成功できることを望んでいます。
それでは、本日は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。