こんにちは、まつです。(@matsu_blog)
今回は「株初心者向けの株取引テクニックと投資スタイル」について書きます。
ネット証券に口座を開いて、いよいよ実際に株の注文をしようという段階でまだわからないことや不安なことっていろいろありますよね。
このページではこれから株式投資をする人には確実に覚えてほしい基本的な事なので、ぜひ株取引の参考にしていただきたいと思います。
目次
株初心者向けの株取引テクニック
現物取引と信用取引
現物取引とは、自己資金の範囲内で売買をする一般的に言われている株式取引のことです。そして株式を保有中には、企業の利益から株主に支払う「配当金」と企業から株主へお礼を贈る「株主優待」が期待できます。
信用取引とは、現金を担保に証券会社からお金を借りて約3倍の取引ができます。例えば手持ち資金が30万円の場合でそれを担保に約100万円までの運用が可能になります。
信用取引は資金が少なくても大きな利益を獲得できるのがメリットですが、逆に損失も同様に大きくなることがあるので十分な注意が必要になります。
株価下落時に利益が出せる空売り
そして通常の株取引は株を安く買って高く売り利益を得ますが、信用取引では株を高く売って安く買い利益を得る「空売り」という取引ができます。
空売りは、まず証券会社から借りた株を売ります。このような先に売りから入ることを「売建て」といいます。
この方法は株を高く売って安く買うことで利益を獲得できるので、通常では利益を出しにくい下落相場の場合でもチャンスがあります。
株の3つの注文方法
指値注文
株の買いたい又は売りたい金額を指定して注文します。この場合は株価が自分の指定した金額にならないと約定しません。
成行注文
いくらでもいいからすぐに買いたい又は売りたいという場合、金額の指定なしで注文を行いすぐに約定できます。
逆指値注文
株価が〇〇円以上なったら買う又は〇〇円以下になったら売るというように、指定した株価に到達した時にあらかじめ設定していた注文を発注する方法です。これは株価が予想に反した動きをした場合に柔軟に対応するためのリスク管理ができます。
株を買うタイミング
順張り
上昇トレンドの中で株の売買を行い利益を出すスタイル。上昇パワーが強い流れの中で株を買い少し騰がったら売って利益を出すのが手堅く賢明です。しかし慌てて飛びついて高値を掴まないように気をつけましょう。
逆張り
下降トレンドのときに株価が反発する転換点で株を買い騰がったら売って利益を出すスタイル。流れに逆らって買うので高値を掴む心配はありませんが、さらに下がるリスクはあります。しかし上手く底値で買えてそこから上昇すれば、大きく利益を得ることが可能です。
基礎的なテクニックを覚えたら、まずは実践しましょう。
株初心者向けの投資スタイル

デイトレードとは
デイトレは、買った株をその日に売って取引を完了させます。そして1日の取引時間の中で何度も売買を繰り返した売却差額で利益を得る方法です。
短い時間で売買するため、値動きの細かい観察が必要で瞬時の決断力が重要になります。そしてデイトレに向いている銘柄は、1日の中で値動きが予想される比較的値動きが大きい銘柄がいいです。
またデイトレの中でも、さらに短いタイミングの数秒から数分で売買を完結するスキャルピングという手法もあります。
デイトレについては、初心者向けに詳しく書いたページがこちらにあります。
株初心者がブログで知ることができるデイトレード
スイングトレードとは
スイングトレードは、2日から10日程度で売買を完了させます。デイトレよりも株の保有期間が長く、翌日以降に持ち越すことになります。
デイトレと同様に短期トレードなので特徴が似ている部分はありますが、取引時間外の好材料・悪材料ともに影響を受けるので、値上がり幅・値下がり幅ともに大きくなります。
そしてメリットとしては、デイトレのようにパソコンの前で1日中値動きの観察をする必要はなくなるので、時間的な労力は少なくなります。
デイトレと比較すると株の保有期間が長いので、売買の回数が少なく1回当たりの利益率が大きくなります。
中長期投資の特徴
中長期投資では、株式市場に影響を与えるような経済動向の把握や、企業の業績・経営状況などの分析をして銘柄を選びます。
そして数ヶ月から数年単位で株を保有し、企業に成長を見込んで投資します。
会社員などが株式投資をするのであれば中長期投資がおすすめですが、利益を出していくには、労力をかけて勉強していく必要があります。
株初心者におすすめの投資スタイル
株式投資を続けていくには、自分の生活に合った投資スタイルを選ぶことが優先になりますが、株初心者に向いている投資スタイルはデイトレードです。
瞬時の判断力をつけるには経験が必要ではありますが、一回当たりの損失が小さく、株の保有を翌日に持ち越さないので精神的負担が少なくすみます。
まずは、少額の取引からデイトレードを始めてみてはいかがでしょうか。
それでは、本日は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。